K-DADがバンコクで買い付けしているお店教えます④ D.D.ステッカー ネット物販初心者が最速で売上を立てる方法教えます
K-DADがバンコクで買い付けしているお店教えます④ D.D.ステッカー
バンコク中華街問屋街サンペンレーンのステッカー問屋
こんにちは。K-DADです。
今日は私、K-DADが実際に買い付けをしている店の第4弾です。
今では私は頻繁に行くことも少なくなってしまいましたが、今でも使えるお店ですし販売の応用も利く手法です。物販初心者の方には特におすすめできる内容となります。
参考になれば幸いです。
今回は
D.D. STICKERS(DDステッカー)
というステッカーの卸問屋です。
バンコクでステッカー?と思いましたか?
そうです、特別にタイがステッカーの産地というわけではないです。
業者の数からいえばもちろん中国の方が多いでしょう。
でも、バンコクのマーケットやショッピングモールには何故か何店舗かステッカー屋さんがあります。
MBKとかチャトチャックウィークエンドマーケットとかラチャダーの鉄道市場とか。
ナイトマーケットのステッカー屋台
MBKには印刷屋があってステッカーの制作を少量から請け負っている店が数店舗あります。
サイアムの地元民向けショッピングモールMBK
またバンコク在住の方、時々街でもステッカーの移動屋台を見かけることありませんか?
特にカオサン通りとかお寺周りでよく見ます。
スクンビット通りでも1台見かけました。
(今度見かけたら写真撮っときます)
そういったバンコクのステッカー店が仕入れている問屋が中華街の問屋街サンペンレーンのステッカー問屋です。
D.D.STICKERS (D.D.ステッカー)の場所
D.D.STICKERSの場所はチャオプラヤー川近くの中華街の問屋街、サンペンレーンにあります。
電車で行くなら最寄り駅はMRT(地下鉄)のワットマンコーン駅です。
昨年MRTが延伸されて中華街ヤワラートや問屋街サンペンレーンに行くのが楽になりました。
駅のそこかしこには中華街らしくネスカフェ広告のチャイナアートが描かれています。
ワットマンコーン駅からは下のマップの11分のルートがわかりやすいです。
11分とありますが通りは人通りがすごいので実際は徒歩15分はかかると思った方がいいです。
上記の地図を使っていただければ行き先を指定できるのでGrabで配車予約してしまってもいいでしょう。
ワットマンコーン駅からなら50バーツくらいだと思います。
Grabの乗り方はこちら:
ヤワラート通りから来るなら写真のグランドチャイナホテルの角を左に曲がり
行き止まりがチャオプラヤー川のラーチャウォン船着き場なのですが、
ラーチャウォン船着き場の手前の角がD.D.STICKERS(D.D.ステッカー)の場所です。
この看板が目印
D.D.STICKERS(D.D.ステッカー)で買い付け
薄暗い店内に入ると無数のステッカーが陳列され、店員さんが袋詰めの内職をしています。
ステッカーの価格は大きさにより違いますが小型のサイズでしたら1枚5円程度です。
このようにかごに無数の種類のステッカーが入れられて陳列されています。
ほとんどは10枚が一袋に入っていて10枚単位で買うようになっています。
気をつけていただきたいのは、企業やブランドのロゴのステッカーも平気で販売されています。そういったデザインのステッカーは仕入れてはいけません。
日本では他者の著作権、商標権、肖像権を侵害する製品は販売できません。
この棚なんかはほとんどアウトのものばかりです
いつも書いていますがタイ人に全く悪気はないので、仕入れる我々日本人が自国の法律を鑑みて仕入れていい商品かダメな商品か判断しなくてはいけません。
まっとうに販売できるデザインもたくさんあるのでそういったデザインからチョイスします。
あとはここのステッカー、あまり紙質がよろしくありません。好みにもよると思いますが・・・。
本来はステッカーは中国のほうが紙質も耐水コーティングの質もいいです。
私はタイのステッカーについては観光ついでに買うというスタンスです。
D.D.STICKERSの手前にももう一軒ステッカー問屋がありますが、そちらの方が品揃えが少なく価格も高いのでちょっと覗いてみるくらいでいいと思います。
D.D.STICKERSの手前にもう一軒CHAROEN STICKERというステッカー問屋あり
サンペンレーンの周辺環境
D.D.STICKERSのあるサンペンレーンは中華街の中にある問屋街でアクセサリーや雑貨、おもちゃなどの問屋がひしめき合っています。ものすごい人混みなのでスリには十分気をつけましょう。
基本、サンペンレーンは中国製品をタイ人に売る地元民向けの店のための問屋街です。
日本人のお眼鏡にかなう商品はなかなか見つからないですが、もし見つけることができればそれはブルーオーシャンになりますので興味がある方は問屋街の中を探検してみてください。
ですが、私はステッカー問屋に行く以外はこのエリアは中華街ヤワラート通りで美味しいものを食べに行ったり、川沿いの観光地を散策したりと遊びのついでに行く場所という認識です。
地理的にはD.D.STICKERSのあるサンペンレーン問屋街はチャオプラヤー川のすぐ近くでラーチャウォン船着き場の最寄りとなります。
ラーチャウォン船着き場からは新しくできた巨大ショッピングモール、アイコンサイアムへの無料シャトルボートが出ていたり、ツーリストボートがBTSサパンタクシン駅や、逆方向にはワットアルンやワットポーなどのお寺方面へ運航されています。
ラーチャウォン船着き場からは無料でアイコンサイアムへ行ける
アイコンサイアムはそこだけで食事から買い物、遊びまで丸1日過ごせるような巨大モールです。
アイコンサイアムでは毎時噴水ショーが行われる
そして中華街といえばヤワラート通りのグルメが有名です。
ぜひ行ってほしいのは夕方から開かれるシーフードバーベキューの路上店、T&Kシーフード。
炭焼きのエビはマスト!(こちらは向かいのレック&ラットシーフード)
こちらで紹介しているので興味があったらご覧ください。
最近は上記の上海マンションのようなレトロチャイナを前面に出したホテルやバーが増えており、おしゃれな夜遊びができるエリアにもなっています。
ステッカーは物販初心者にとって最適の商材
さてステッカーの話に戻りますが、実はステッカーは
ネット物販の初心者が取り組むのに最高の商品
だと思っています。
なぜかというと、物販初心者が扱う商品として適しているのは
- 薄い
- 軽い
- 小さい
を満たす商材だと言われています。その上、単価が安ければさらにお試ししやすいですよね。
それを完璧に満たす商品がステッカーなんです。
確かに、ステッカーは紙ですから!一番薄く、軽い素材ですよね。
K-DADは付加価値のついた"紙"を売るのが一番美味しいと思っています。
ステッカーしかり、ポスターしかり、カードとか。
付加価値とはデザインです。
どれもデザインを見て買うものですね。
でもポスターは保管や発送の難易度が上がりますね。
だからステッカーが一番なんです。
そしてステッカーは売れます。
自分ではこんなデザイン売れないだろーと思っていたデザインのステッカーがバンバン売れたりするので世の中わからないものです。
でも世間にはステッカーで持ち物をカスタマイズしたい人が一定数いるんですね。
例えば
- スーツケース
- スノボ、スケボー
- 車、バイク、自転車
- ノートPC
- 楽器
- キャンプ用品
- 釣り用品などなど
そういう人たちが欲しくなりそうなデザインのステッカーを市場に投入すれば思わぬヒット商品になります。
K-DADは物販を始めたての頃(10年以上前)、ステッカーだけで生計を立てることができていた時期がありました。今は参入者も増えて、私もそこまでステッカーに力を入れていないのでそこまでは売れないですが、工夫次第でまだまだ稼げる分野です。
ステッカーのアリエキスプレス仕入れ ⇒ メルカリ販売
ただ物販初心者の方がバンコクのD.D.STICKERまで仕入れに行くのはハードルが高いでしょう。
でも様々なステッカーを自宅にいながら格安で買い付けできる方法があります。
中国のネットモールです。
その中でも一番手軽に中国から仕入れることができるサイトが
Aliexpress(アリエキスプレス)
です。
このサイトなら中国の輸入代行業者を介することなく自分だけで、1点から買い付けができます。
そのため少量のサンプル仕入れにはもってこいです。
楽天系列のRebatesというサイトを経由してから購入すれば最大3.5%のキャッシュバックも得られます。
例えば、メルカリで「釣り ステッカー」で売り切れの商品を検索してみると大量に出てきます。
その中から、何回も繰り返し売れている商品をピックアップします。
メルカリですでに売れた商品を検索するには検索キーワード+絞り込みで販売状況を「売り切れ」にチェックを入れて検索すると、すでに売れた商品がズラッと出てきます。
その中から同じ商品が何回も何回も繰り返し売れているものをピックアップすればあなただけの売れ筋商品リストが作れますね。
で、例えばその中のこの商品、
ほぼこれかなという商品がAliexpressでも売ってました。
国際送料込み2.15ドル(約230円)でした。
メルカリの商品画像をグーグルで画像検索にかければ大抵同じ画像のAliexpressの商品ページがヒットします。それで仕入れ原価がわかりますね。利益が出るようならいくつか買ってみるだけです。
上述の商品なら1個売ると約360円の利益です。
利益率にすると約45%です。
釣り以外にもいろんなジャンルのステッカーで検索すればそれだけいろいろなジャンルの売れ筋デザインが見つかります。
Aliexpressは日本のクレジットカードで支払い可、日本に発送ももちろんOKですので日本の通販サイトのような感覚で気軽に個人輸入できます。たいていの商品は日本までの最低送料込みなので利益計算も簡単です。
ただし、あくまでメルカリにあったので一例として出しましたが、
前述したように既存のブランドやアニメなどのデザインは取り扱いNGです。
商標権や著作権の侵害になります。
K-DADは釣りは全くわからないですがさっきのステッカーセットにも怪しそうなデザインがチラホラ混じってる感じですね。
メルカリ、ヤフオクにはそういったセラーがたくさんいますが真似をしてはいけません。
正しい商品を正しく販売しましょう。
それでも十分売れます。
そこから売れ筋になると思った商品はアリエキスプレスより安く買えるタオバオやアリババ(1688)などで仕入れ数量を増やして買い付けるようにしていけばいいですね。
ただしタオバオやアリババ(1688)は基本、日本のクレジットカードは使えず、海外発送もしてくれないのでその段階では中国の輸入代行業者を介する必要が出てきます。
ステッカー販売で物販の経験を積む
イメージ画像です。マネしてはいけません。
ステッカーは非常に利益率のよい製品です。
先ほど出した例ですが、50枚のステッカーセットを798円で売っていましたがもったいないです。最低でも980円、高ければ1500円くらいでもポツポツ売れていくと思います。
利益を最大化するのは商売の基本です。
安売りではなく、価値を上げる努力をして差別化してきたいものです。
セットの中身をバラ売りすれば手間はかかりますが、
1枚5円程度で仕入れたステッカーが300円から500円でバンバン売れていきます。
K-DADは1枚4円で仕入れたステッカーを700円超で販売してステッカーだけで生活していた時期がありました。当時は競合が全くいなかったのでできたことです。
ステッカーはデザインが気に入ればお客様は少々割高でも買っていただけるので、これほどの高利益を乗せても買う人は喜んで買ってくれるんですね。
それこそステッカーは付加価値のついた"紙"なので、当時私はステッカー1枚が"500円札"のように見えていました。
しかも保管にも場所を取らないので自宅の一角で管理できる。
発送も普通郵便で出せるのでわざわざ集荷に来てもらったり郵便局やコンビニに出向かなくても散歩や通勤のついでにポスト投函で発送できる。
いいことづくめです。
そしてステッカーで得た経験は次のステージに応用できます。
素材を紙から布にステージアップすれば1商品あたりの単価もアップします。
例えば
- Tシャツ
- エコバッグ
どれもデザインが物を言うアイテムです。
派生してジャンルを増やしていけばどんどん横展開していけます。
バッジとかポスターとかトレーナーとか、アイデア次第ですね。
さらにステッカー販売自体も工夫次第で売上を増やせます。
例えば
- 印刷屋にオリジナルのデザインステッカーを作ってもらう
- セットのバラ売り
- 逆にバラのセット売り
- 不良品を集めて訳ありセットとして販売
- 他の商品のおまけとしてその商品の価値を上げる
などなど。
どうやってオリジナルのデザインを作るのか?
AdobeのIllustrator使える人はLancersなどの外注サイトで探せますし、バンコクのチャトチャックウィークエンドマーケットの店主でオリジナル商品を売ってる人は自分でデザインしてる人が多いので仲良くなれば格安でデザイン制作を請け負ってくれますよ。
Illustratorで使える形式のAIファイルでデザイン画像があればステッカーでもTシャツでもエコバッグでも作れます。
印刷屋は日本にもありますが割高です。タイにも印刷屋はありますが、中国では1枚2円から4円くらいでステッカーが作れてしまいます。
参考記事です:
最後に
物販初心者の方が最も簡単にスタートダッシュを切れる方法は反響次第で今度また詳しく記事を投稿しようと思っています。
お役に経てば幸いです。
今回もご拝読ありがとうございました。
K-DAD